ROLEX GMT-MASTERⅡ 16710 のオーバーホールを行いました!
ROLEX GMTマスター2のオーバーホールです!
ご依頼内容: OH
修理前の状態: 手巻きが重い、油切れ摩耗
交換パーツ: ゼンマイ、GMT車クリックバネ、耐震装置キフショックの受け石
オーバーホール作業
ベゼルを外すと、汚れが確認できます。
写真は撮り忘れましたが、いつも通り分解→ベンジン下洗い→超音波洗浄→組立てという順で行っています。
3135にGMTが加わった3186というキャリバーです。
GMT車のクリックバネを分解しない人もいますが、うちでは必ず分解洗浄しております。
分解してみると、バネが金属疲労でへたっておりました。
ゼンマイ→香箱車→分カナ→筒カナ→日ノ裏車→GMT車→日送り中間車→筒車or日送り車
というトルクの伝達構造になっているため、GMT車のクリックのテンションが軽すぎると、日送り車のハートカムを叩く強いバネにGMT車のトルクが負けて、時針のつく筒車が回らない「置き回り」という不具合が生じます。針もカレンダーも回し切れなくなってしまいます。
そのため、GMTクリックバネも交換しておきました。
耐震装置も油切れすると、天真との摩擦で受け石が凹んでしまいます。
オーバーホールの大切さがよく分かるかと思います。
外装洗浄により、ケースとブレスも綺麗に!
旧いタイプのエクステンションブレスです。○の刻印の部分を親指で押すと、開きます。接着されてるんじゃないかと勘違いして、無理に開こうとすると壊れてしまいますので、要注意です!笑
意外と頑丈なので、そうそう壊れませんが笑
完成後のお写真です!