OMEGA スピードマスタープロフェッショナル 3575.30のオーバーホールを行いました!
OMEGA スピードマスタープロフェッショナル ムーンフェイズ cal.1866のオーバーホール&外装仕上をご依頼いただきました。
お客様が特に気にされていた不具合はカレンダーとムーンフェイズの早送りができないことでした。
お受け取りし手に取って操作性チェックをしてみると、確かに不具合が確認できました。
また、ゼンマイが切れておりました。
修理内容: オーバーホール/外装仕上
修理作業
①分解
機械式クロノグラフの分解で気をつけることは、クロノ針を抜く作業です。リセット時に針ズレが起きないようにキツく嵌っています。
今回の時計も初めてのオーバーホールなのか、かなりキツめに入っておりました。
ハカマのカシメ部が分離しないように、ツツカナ抜きを磨いたものを代用し、クロノ針単体で抜きます。ブライトリングと同じやり方ですね。
ムーブメントの分解までしたら、ベンジンで下洗いです。頑固な油汚れや湿気の腐食は超音波では落ちないためです。
②超音波洗浄/組立注油
超音波洗浄が完了した状態です。
香箱も洗浄しております。
パーツ点数の多いものを組む時は、組みたい箇所のパーツをまとめて手元に置くことです。慣れるとパーツが飛んでいく心配もないですし、いちいちケースにしまうより作業効率が良いためです。