プロスペックス マリンマスター300 SBDX017 リューズねじ込み不良修理&OH
今回はセイコープロスペックスの上位モデルである自動巻きムーブメントcal.8L35(GS cal.9S55譲り)を搭載した比較的新しいダイバーズモデルの修理依頼をいただきました。
修理前の状態
・リューズがねじ込みできない(空回りする)
・遅れが日常的に気になるので頻繁に時刻合わせしていたため、チューブが摩耗して潰れた
修理料金 ¥30,000-
修理内容 チューブ修理&OH
ワンピースケースですので、まずはベゼルをこじ開けで外していきます。
すると、ガラス縁が見えてきますので、ガラス縁を外します。これで、リューズ巻真を外すことができる仕様です。
外装の分解が完了しました。
比較的新しいモデルなので、チューブ&リューズが入手不可のため、本来はメーカー修理対応のみのようです。
お客様はメーカーでOH込みで10万円以上の高額な見積りを出され、予算オーバーのため、当ラボでの修理をご希望されました。(因みに、メーカーの見積りは法外ではありませんし、リューズねじ込み修理は大掛かりな交換作業のため、高くなります)
当然外注でも修理できる見込みが無いため、当ラボで実用的に問題ないレベルでの応急処置として内製修理致しました。
まず、ケースサイドにキズが付かないように、厚手の絶縁テープでマスキングします。
チューブをやっとこで少し加工することで、オネジ外径が広がり噛み合うため、ねじ込める様になりました。
もちろん、パッキン摺動部に影響しない部分なので、水没検査もOKです。
続いて、当ラボオリジナルのローター外しを使用して、ローターを外し、OHを施しました。