エルメス クリッパークロノグラフをオーバーホールしました。
上の画像は、内部ムーブメントETA251.262を分解しているところです。
パーツ点数は多いものの、定格消費電流もテクニカルガイドによると、クロノOFF時3.2μA以下、クロノON時5.8μA以下と、3針のETA955.112の0.9μA以下に比べ数倍大きく、モーター駆動トルクが大きいということですので、意外に不良が少ない信頼性の高いムーブメントになります。
また、このムーブメントの利点として、2階立て構造になっているため、ベース回路を交換したい場合に、3本の長いネジを外すだけで、輪列モジュールごと外すことができて、整備効率が良いことですね。
私がクォーツ系汎用ムーブメントでは一番好きなムーブメントの一つに挙げられます。
クォーツも得意ですので、高級時計のオーバーホールも千葉県流山市の弊社•方波見ウォッチラボラトリーに郵送でご依頼くださいませ。
※直接お持ち込みされる場合、セキュリティ上の理由から玄関を開放していないため、事前にご連絡いただけると幸いです。